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25歳の中二病、父になる

25歳の中二病、父になる

25歳の中二病、父になる

面白いなー。

これしかないって思って、いや、思い込むことにして、その為に人生全て捧げたはず情熱のようなものが、年々静かに、そして急速に薄れていく。

それなのに、涙が出るほど欲しくて仕方なかったけど、一生かけても自分には手に入れられないだろうな、と思っていたものは掴むことが出来た。

子供を育てる(育てられる)ってのは面白いものだなと思う。

何年も前から思ってきたけど、ついに僕がそのステージに立ち始めたんだ。

これが正解ってものがなくて、社会で正解とされる曖昧なものならあるかもしれないけど、それだって外部から植え付けられたものでしかなくて、ひどく不安定なわけで、

じゃあ、なにも教えず、なにも与えず、遮断するしかない!とならないわけで、

結局はこれまでの歴史の上に成り立った社会の中で、色んなものに影響を受けながらやりたいことをやるしかないわけだけど、

それを子供にどう伝えていくのかと。

愛情や教育をしっかり与えても、それで全てを乗り越えていけるように育つわけじゃなくて、

そもそも、全て乗り越えて行く必要もないわけで、そこらへんの考え方も親の価値観でしかないわけだ。

こういうことを高校時代ずっと考えていた

で、自分の生き方に対しては、自分なりの答えをはっきり見つけて、

こんなこと考えなくてもよくなって、スッキリしましたーって思ってたけど、

子供に対してはどうあるべきなのかと、社会教育学を通し、気付けば5年も考えてきましたが、

まぁ、結局行き着く先は、社会全体として道徳心を育む教育の必要性や、政策は打ち出すことが出来ても、個々の家庭としての正解なんてものはそれぞれで決めるしかない…

となるわけで、

ついに僕の番が来たかー、と言う感じです。

25歳で親になる(嫁は27歳)というと、出生率が低く、晩婚化が進んでいる社会の中では「早い」とも言えるけど、

現在の社会環境を抜きにして、これまでの歴史上のデータと単純比較してしまえば、第一子の誕生が25歳となると「遅い」くらい。

社会学者が社会環境抜きにデータ見てんじゃねえよという矛盾もありますが、つまり、子供の教育について、こんなふうに悩むのも、医療の進歩や政治や経済の落ち着いた社会環境 (今のところ戦時中ではない、まだ経済が破綻していない、という意味で)、そして価値観の細分化が進む現在ならではの問いだよなぁと。

つまり、不変的な話でありながらも、奥行きが随分深くなってきてるんだろうなぁと感じます。

健康に育って欲しいとも、真っ直ぐ育って欲しいとも、優しい子に育って欲しいとも、目標を持って欲しいとも、愛国心を持って欲しいとも思わない。

不健康だっていいじゃないか、捻くれていてもいいじゃないか、何も考えずにヘラヘラ笑っていてもいいじゃないか。

なんだっていい。

最後は君は自分自身で決めるしかないんだ。人生そんなもんだ。

とは言っても、これから先、僕ら両親から、多くの人から、社会から、色々な影響を受けて君という人間は形成されていく。

僕らは君に質の高い教育と沢山の愛を注ぐだろう。

それでも高みを目指せば、広いフィードを選べば、辛いことも悲しいことも沢山ある。

人生そんなもんだ。

強くなければ守れないものや、見えないものもあるが、弱くなければ寄り添えないこともある。

要するに結局は全部自分自身の責任になるんだ。

この世界が面白いかどうかは、自分で決めなきゃいけないんだ。

ずっと真暗な道の中にいて、何もないと思っていたけど、17歳で家を飛び出てからは、滅茶苦茶楽しいし、幸せ。

子供が生まれてきたら話したいことも、一緒にやりたいことも沢山あるんだけどさ、正解とか生き方とかは自分で決めるしかないんだ。

それは誰かに与えられたものを何も疑わず、価値を見出そうとせず、ただ受け入れるだけでもいいんだ。それでもいいんだ。

そんなめんどくさく考えなくても、浅はかでも、それも人生なんだ。

相手が親だろうとなんだろうと、君はやりたいようにやっちまえばいいさ。

そりゃ、それで傷付くことも、傷つけてしまう事もあるよ。

若者は傷つきやすいものなんだ。

でも、それは君が叫びたい事を叫んではいけない理由にはならない。

人間なんて、25年生きたって、50年生きたって、100年生きたって、1000年生きたって、この世界の何分の一だって理解出来ないでしょうよ。その理解だって、あっさり覆る。

何をしても許されるということではないよ。君が誰かを傷付けることをしていたら全力で叱るよ。フルボッコだよ。聞いてて嫌になるくらい、真暗な道をさ迷う辛さ教えてやるよ。

お父さんは今でも10年前の生活を思い出すだけで吐いてしまうんだよ。ってしっかり伝えてゲロまみれにしてあげよう。

でも、それも結局は僕の正義でしかないんだ。

違う答えを見つけるのなら、乗り越えてゆけばいい。

そりゃ、この国でこれから生きていくことは大変だろう。

でもそれは、ある意味で大きな意義を見い出せるチャンスでもあるんだ。

いつか君が暗闇の中で、何も見えなくて、俯くときもあるかもしれないけど、そこで立ち止まってしまうときもあると思うけど、1歩1歩進んでいけば見えてくるものがある。

覚悟を持って、努力を重ね、適切な時間をかけてやれば、大抵のものは掴める。

だから、君は君が望むのなら、君が見た世界、感じたこと、望む社会、好きな女の子、信じたいこと、全てを捧げたいと思うもの、全部自分のモノにしちゃえばいいよ。

君が産まれた時に、僕は改めてそう言う事を思い出した。

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KKK

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代表中二病社会学会
WEB関係の仕事と並行し、若者の人間行動学に関する仕事をしています。 他、新宿にてイベントBARを三店舗運営。中野にてシェアハウスを運営。