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西野ジャパンのメンバー選出は森保式の3-4-2-1を狙っている説

西野ジャパンのメンバー選出は森保式の3-4-2-1を狙っているのでは?

西野ジャパンのメンバー選出は森保式の3-4-2-1を狙っているのでは?

急遽、日本代表の監督となった西野さん。

もちろん彼の中でいくつかの選択肢はあるものの、現場監督からは退いている人で、手倉森さんを始め周りのコーチ陣とすり合わせながら、残り一か月を正しくオールジャパンで世界との戦い方を模索していくことになる。

そんな中で、U−21日本代表監督と兼任し、A代表のコーチとしても参画することになった森保一コーチが広島時代に3度のJ1優勝を果たした戦術から取り入れるものは多いのではないか。

今回は、そんな森保式3-4-2-1を日本代表で実現する可能性について考えてみる。

森保式3-4-2-1の特徴

森保式3-4-2-1の特徴

まず、簡単に森保式3-4-2-1について、広島時代の基本的な考え方を簡単に整理。

ボールを保持していない時間帯はシャードーストライカーはサイドハーフ、もしくはインサイドハーフの位置まで下がり、スペースを消す。今回の日本代表選手で当てはめるとこんな感じかと。

森保式守備時

ボールを保持しているときはボランチの一角(広島では森崎)がDFラインに落ちて、WBを高めに押し出して、アンカーの青山の選択肢を増やす。この際、CFとシャドーストライカーはチームとして効率的にゴール前を崩すための連携したオフザボールが求められる。今回の日本代表選手で当てはめるとこんな感じかと。

森保式攻撃時

ボールを失った場合は前からプレスをかけに行くよりも、相手に使わせたくないスペースを素早く消すことを重要視していたので、ハリルジャパンとはボールを失った後の優先順位が大きく異なる。

「DF=リトリート」という文化の日本サッカーにおいては、ボールを失った後のアクションとして素早くプレスをかけ後ろも続くという考え方よりも馴染みのある守り方だし、個人技での得点が期待できないオフェンス陣にしても前線人数を増やし連動した動きで崩すという考え方はザック時代の「俺たちのサッカー」に近いのではないだろうか。

Jリーグの中でも決して身体能力が高かったとは言えない佐藤寿人が、駆け引きを武器に大量に得点を重ねてきたイメージは岡崎など他のFWでも当てはめることができるかもしれないという漠然とした期待は持てる。

もちろん、試してみないことには嵌るかどうかも分からないし、そもそも西野監督が選択肢と持っているとも断言できるはずがないのだが、可能性は十分にあるのではないかと。

その大きな理由がサプライズで青山が選出されたことになる。

青山・今野の離脱

青山・今野の離脱

会見のハリルジャパン時代に定期的に招集されていなかった選手は基本的に呼ばれないだろうと考えられてきた。

そんな中でサプライズだったのが、青山の選出だった。

ハリル時代は中盤の選手はボールを保持している時間帯でも基本的にはマンツーマンで相手選手につくことが基本になっており、中盤でのゲームメイクを担うのが『役割』という日本代表ぽいボランチはほとんど選ばれていなかった。

よって、井手口や山口のような人に強くいける選手が重宝されていた。

柏木や大島が試されていたことからもハリルとしても選択肢としてはゲームメイクをするボランチは求めていたように思うが、求める能力のベースはいかに人に強く当たれるか。つまりデュエルが何よりものベースになっていたため低い位置でゲームメイクを担う選手は不在の期間が続いた。

そんな中で西野監督に交代されれば、ゲームメイクに長ける中盤の選手が選出されることは自然だし、青山の今年のプレイ内容はもちろん、W杯の経験も考慮すれば第一候補にもなるだろう。というか、現実的に他に候補と考えられる選手がいない。

同時に青山が選ばれたことにより、森保式3-4-2-1の期待が僕の中で一気に高まっていた。

青山こそ森保式3-4-2-1のカギになる選手だし、広島での森崎和幸の役割は勝手に今野でイメージできていたのだが、青山は招集メンバー発表後に怪我により離脱してしまうし、今野に関しては西野監督も会見時に負傷により招集できないことを惜しんでいた。

3バックを採用する上で単純な課題としてはサイドの裏を取られるリスクであり、そのスペースをボランチの選手がケアするなり、CBがサイドに釣り出された後のスペースのケアだが、そういう観点でいうと今野に期待したいところだったと思う。

実際に浦和では阿部、広島では森崎とゲームの流れを読めるベテランが務めていたポジションだ。

代役としては能力や経験を考えて山口になるのだろうが、スペースに対する意識は非常に心配な選手なだけに、今野の離脱は3バックを採用する上で大きな痛手になりそう…。

本当に今から3バックを試すのか

本当に今から3バックを試すのか

これまで4バックが長らく続いてきた日本代表が1か月前になって3バックに変更するなんてのは現実的なのかと思っていたが、西野監督のコメントでは挑戦する予定らしい。

青山を中心に考える森保式3-4-2-1は実現は可能になってしまったとはいえ、3バックに関するチャレンジは西野監督も認めているし、先日ポカールを制した長谷部は3バックのリベロとアンカーで試合中にポジションを変えながらも大活躍していたことを考えると、3バックはありえるように感じる。

ハリルのサッカーの基本が、相手の長所を消しに行くものだとすれば、西野監督(というか協会と選手)は自分たちの良さを生かしたいと考えているのではないだろうかとコメントなどから感じることが多い。

ぱっと思いつくだけでも、大きなチャレンジに挑むだけのいくつかの利点と、ハリル式4-3-3の懸念材料を見つけることができる。

・前線からのプレスがこの時期でも嵌っていなかった
・高い位置からのボール奪取は岡田二次政権、ザック、ハリルも試みたが断念している
・得点の形が見えていなかった
・両サイドバックの控えが不在
・右ウィングの選手も不在
・クラブではシャドーストライカーの位置での起用される選手が多い
・FWは2トップが得意な選手が多い
・中心選手の長谷部がブンデスリーガで3バックのリベロとして活躍
・現実的にw杯では5バックで守る時間帯が必要になると想定できる
・西野監督としては古くはアトランタ五輪時代に採用している形

同時にザックも3バックを一時期試そうとしていたが、戦術理解度の問題か諦めていたなあと。

机上の空論をどれだけ現実に落とし込めるのかが問われる期間になるが、前回大会のように1年前に形が確立してしまい本番で対策を取られ、その対策を上回るオプションを構築出来ずに終わるよりは、ギャンブル的な部分もあるがぶっつけ本番でデータが少ないほうが期待できるのではないだろうか。

落選予想!外れるのは井手口、三竿、植田?

さて、メンバー確定まであと4日ということで、イベント的に落選予想をしておきましょう!

前述の通り、青山が怪我により離脱している状況なので残る26名の中から3名が落選することになる。

基本的には、コンディション次第だろうという話で終わってしまうのですが…。

特に【香川】と【岡崎】のコンディションが不明な状況で、それが影響するのか、それとも日本代表内で圧倒的なクラブでの実績や、これまでの国際経験を考慮して本番に間に合うと踏むのかここが大きなポイントだろう。

コンディションが心配される選手はガーナ戦が最終的なテストになるのだろう。

また井手口や乾のコンディションも心配されており、二人とも3バックを採用する場合は明確なポジションが無い選手になってしまった。

井手口は中盤を3枚で想定した時にセントラルハーフの選手として大きな期待をされていたが、3バックの前を主戦場とした時に与えられる役割にもよるが山口同様にポジショニングに関して非常に疑問の残る選手。

WBが高い位置を取るとした場合はボランチの一枚がDFラインに吸収される状況も考えられ、高さに対する不安面でも【井手口】は落選リストの第一候補になってしまっているように感じている。単純にポジションがない。

また、【三竿】に関してもボランチ陣の中では序列は低いように感じる。

ボールを散らせる選手として、青山が離脱した中では大島、柴崎はほぼ当確だろう。香川もこの位置で活躍できるだけのポテンシャルはドルトムントでも見せている。

ボール奪取に長ける山口は不安な面も多いが第一候補になるはず。控え候補としては遠藤、三竿だろうが、代表ではCB、右サイドをこなす遠藤のユーティリティプレイヤーを評価されるだろうと。

【乾】に関しては能力に関しては日本代表の中でも最も優れている選手の一人であることは間違いないが、戦術の中にどう組み込むのか。

4-3-3のハリルジャパンでは左WGという明確な役割とポジションが存在していた。そして、その中で原口に負け、切り札役としては中島に軍配が上がり、最終メンバーからは落選するのではないかと考えられていた。

西野監督に代わりまたチャンスが与えられたわけだが、3-4-2-1の左WGなのか、シャドーで期待されているのか。もしくは両方か…。

右WBの攻撃時のオプション、もしくはシャドーの位置でボールを運ぶ役割は十分に考えられるので、とりあえず保留。

また、CBに関しては、4バックなら4名は連れていくだろうと考えられ、吉田、槙野、昌子に加えて4番手を植田や三浦、森重が競っていた。

しかし、今回の合宿でCBを吉田、槙野、昌子、植田の4名しか招集していないのには競争面で違和感を感じた。

この時点で確定しているとも考えられるかもしれないが、CBに関しては4名の中から3名を選ぶのではないかという気もする。

遠藤もCBが出来るし、酒井宏樹が所属のマルセイユで3バックのCBを務める機会もあることから(SBでのプレイほどのクオリティの高さは感じないが)、選択肢として考えられているかもしれない。

そうなるとCB4番手の【植田】は落選の可能性も十分にあるのではないかと考える。

よって、井手口、三竿、植田の三名の落選を予想する。

第二候補としては乾、香川、浅野、武藤あたりだろうか。

西野監督も会見で「ポリバレント」というワードを強調していたが、正しくポリバレントという観点で、使えるポジションが少ない、もしくは代表経験の少ない選手が外れることになるのではないか。

これはチームとして3バックか4バックかもまだ確定していないだろうし、うまくいけば状況や対戦国によって併用もするだろう。なにより、急増チームということもあり、プランが固まっていないため、若手選手にとっては厳しい状況になってしまっている感は否めない。

表にするとこんな感じかと。3バック、4バックのどちらになるかはわからないが、これまで3バックでの実践経験のない代表だけに4バックでも戦える人選になるのは間違いない。

3バック

4バック

二列目の選手が飽和状態ではあるが、西野監督のイメージとしては崩しの形をシステマチックに作るというよりは、選手を決めてあとは自由にやってこいのイメージなので選択肢を増やしたいのではないかと予想。

本田の経験や持っている感、崩し切れない時の乾の突破力や、裏を狙う浅野のスピード、パワープレイ時の武藤のフィジカルや跳躍力など、状況に合わせて切れるカードは増やしたいのではないか。

また、宇佐美が二列目のどこでもこなせたり、岡崎や大迫もCFから二列目まで戦術によって配置を変えれることから、流動的な使い方になると思う。

CF大迫、岡崎、武藤
ST香川、本田、宇佐美、浅野、乾(岡崎、柴崎、原口)
WB長友、原口、宏樹、高徳
CH山口、大島、柴崎、遠藤
CB長谷部、吉田、槙野、昌子(遠藤、宏樹)

ハリルが本番でどのような戦術をとるのか、3年間楽しみにしていたが、ある意味で今回の西野ジャパンも何もわからない分、同じように本番が楽しみともいえる。

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KKK

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代表中二病社会学会
WEB関係の仕事と並行し、若者の人間行動学に関する仕事をしています。 他、新宿にてイベントBARを三店舗運営。中野にてシェアハウスを運営。