中学生が中二病になれなくなった時代

Home » 日常 » 実家が金持ちな奴ってマジで羨ましい!!!!!

実家が金持ちな奴ってマジで羨ましい!!!!!

日曜日の朝思うこと…実家が金持ちな奴ってマジで羨ましい!!!!!

日曜日の朝思うこと…実家が金持ちな奴ってマジで羨ましい!!!!!

日曜日の7時に目が覚めた瞬間、僕はふと思った。

実家が金持ちな奴ってマジで羨ましい!!!!!

寝起きでこんなことを考えるなんてどうかしているように感じる。

昨夜ほどよく酔っ払い22時くらいに帰宅して、27時間テレビを見てるうちに気付いたら2時くらいには寝ておりました。

土曜日に早く帰宅することも、日曜日の予定が夕方からなことも珍しく時間を持て余している。

こんな朝はロクなことを思わないようにできているらしい…。

家の掃除をして、シャワーを浴びたらカフェでのんびり勉強でもしようと思っていたのに、どうしよう…。

実家が金持ちな奴が羨ましすぎて何も手がつかない!!!!!

どうしてだろう…

自分でも恐ろしいほどに…

実家が金持ちな奴ってマジで羨ましい!!!!!

こんなことを思ってしまったキッカケ

こんなことを思ってしまったキッカケ

僕は隔週でホームパーティをしている。

ホームパーティといっても僕はパリピでもタワマンに住んでいるわけでもない

近々ハンバーガー屋を出店予定で、その試作品を食べてもらう機会として「試食会」という名目で毎回10人前後の人が我が家に集まる。

先日の試食会では友人の友人として、実家がお金持ちの男の子が参加してくれた。

おじいちゃんの資産が何億円で相続税がどうのこうの…という話を聞いたが、まあ僕には想像もできないような話だ。

彼はおじいちゃんに800万円を渡されて、それを資本金に株で増やしてみろといわれているらしい。

僕はそんな話を、いつも通りそれっぽくまじめな顔をしながら聞きながら、思っていた。

実家が金持ちな奴ってマジで羨ましい!!!!!

800万て、必死に貯めて金融公庫から借り入れもして用意する開業資金じゃないか。

仕事して頑張って貯めているのに、人生が違えばおじいちゃんにもらえてたんか…。

いいよなあ。僕の大学時代なんて学費を稼ぐのに必死で、投資なんて考えたこともなかった。

どうやって毎月乗り切ろうとか、切り詰めて何とかロードバイクを買おうとかお金のことなんてそんくらいしか考えていなかった。

学生時代から投資やお金のことをもっと考えて勉強してたらまた見えた世界も違ったんだろうなあ。

僕の実家は貧乏でした

僕の実家は貧乏でした

僕の実家は貧乏だった。

父親はしっかり働いていたし、収入もむしろ平均より上なくらいだろう。

体を崩しながらも家族のために働いている背中を見てきたので尊敬もしている。

母親もパートをしていたし、世帯収入で言えば中間層だろう。

ただ、子供が4人いたので金銭的には育てるのも大変だったんだろうというのは今なら想像がつく。

決して借金まみれの実家で育ったとか、食べるものに困っていたなんてことはない。

しかし、家族で旅行に行ったことはないし、外食の記憶もほとんどない。

家は山の中にある築50年以上の3DKの木造ぼろ屋に賃貸で暮らしていた。

リビングは穴が開いていて、板を載せていたが動くと軋むし、震災で裏山が崩れたらあの家は終わりだろう。

高校は何としても公立に行けということで確実に入学できるレベルの高校に入学した。

大学の学費は厳しそうだったので、新聞屋で住み込みで働きながら学費を稼いだ。

高校生の頃は、金がないなら子供を何人も作るなよと怒りを感じてもいた。

しかし、今なら分かる。彼らの人生でそれが幸せだったのだろう。大人になった僕はそれも素敵なことだと思う。

何だかんだそんな生活だったからこそ得るものがあると信じてこれたし、今となっては何ら不満はない。

それでも、何故だろう…今朝だけは思ってしまうのだ。

実家が金持ちの奴、滅茶苦茶羨ましい!!!!!

もちろん、彼らにもお金持ちの実家に生まれたことによるプレッシャーなど、なんかしらデメリットのようなものはあるだろう。

残念ながら僕には想像することが難しいが…。

隣の芝生は青く見えるなんて言うけれど、そういうことなのだろう。

恵まれた環境で育つことによって得られるものもあれば、見えないものもあるはずだ。

僕の実家はとても貧乏だったけれど、そんな人生だったからこそ得たものも確かにあるのだ。

それでも思う。

実家が金持ちな奴ってマジで羨ましい!!!!!

僕の友人たちの実家はどうだったのだろうか

僕の友人たちの実家はどうだったのだろうか

僕の周りの人間を思い返してみる。

前述の通り、公立の底辺高校に通っていたので周りに金持ちなんて特にいなかったのではないかと思う。

まあ、友達がいなかったので誰がどんな環境で育ってきたのかもわからない。

この頃は、周りのことを考える余裕がないほど日々が辛かった。

大学は私立のF欄校に通っていたので、同級生は勉強もせずに遊びまわるだけの子たちだったが特別金持ちだったという印象はない。

本当に金持ちだったら、大抵はそれなりの教育を受けてもう少しまともな大学に行くものだろう。

この頃は、むしろそんな同級生を見ながら厳しい環境でもがいている自分に自信を持てていた。

大学を卒業して、ワーホリビザでカナダのトロントで生活していた。

この頃からだろうか、僕の周りにはお金持ちの実家で育った人間が増えてきたように感じる。

親のお金で留学に来ている大学生も多かったけど、社会人になってお金を貯めてきた人も多かったし、後者のほうが充実した生活をしている人が多いようにも感じ、実家がどうのなどということに特に何かを思うことはなかった。

そして、当然だが社会人になれば実家が金持ちかどうかなんてことは話にも上がらない。

ただ、実家に自分の部屋があるだとか、親の余っている不動産に住んでいるなんて話を聞くといいなと思うことはある。

また、同じように独立した人たちに出会うことが多くなると、親の会社を引き継いだとか、出資してもらっているなどという話を聞くことが多くなり、スタート地点に差を感じることもある。

それでも、自分とは違う環境で育ったんだなという感想を持つだけで、特別何かを思うことなんてあるわけもなかった。

そう、今朝までは…。

今、僕は貧乏じゃない

今、僕は貧乏じゃない

僕は現在、個人事業主という立場でIT業界で働いていて年収は800万円~1000万円ほど。

お金持ちだ!なんて思うことは全くないけど29歳(もう二か月で30歳)と考えれば、平均的に見て高所得者ではあるだろう。

でも貯金なんて全然ないし、貯めたお金(これから貯まるお金も)は来年ハンバーガー屋のオープンで全て使い果たす。

お店がそれなりにうまくいったとしても、しばらくは今の年収の半分ほどだろう。

僕が、大企業でエリート街道を突っ走っていて未来に希望を持てている若者であれば、朝から実家が金持ちの奴羨ましいだなんてことで頭がいっぱいにはならなかっただろうが、そうではないのだ。

もう、ほとんど来年貧乏なことが約束されている。だからかもしれない。

まあ、それは仕方ない。

貧乏大歓迎!苦難上等!DQNなめんな!

今まで通り、そこから這い上がればいい。

大金持ちになりたいとも思わないし、大きな家や別荘、高級車や高級腕時計が欲しいとも思ったことはない。

それでも、やりたいことを形にして成長させていけば自然とお金も付いてくるだろし、最低限度の生活費以外は全て社会貢献に使いたいとすら思っている。(いや、サッカーチームくらいは買いたいかもしれない)

だって、僕の今住んでいる家の家賃42500円だよ?

収入の25~35%の家に住めだとかいうけれど、僕の場合は5%程度。

そして、僕はそれで良いと思っている。

つまり、こんだけお金持ちの実家が羨ましいという感情に支配されている今日という日にあっても、僕はお金にそこまで執着しているわけではないのだ。僕の人生はやりたいことがあって野望もある。それは満ち足りた生活をしてきたら気付くことの出来なかったものだったようにも思える。

それでも思う。

実家が金持ちの奴羨ましい!!!!!

さて、何故に実家が金持ちの奴が羨ましいのか

さて、何故に実家が金持ちの奴が羨ましいのか

一つは単純に今はお金に困ることはないが来年から過酷な状況が想像できるだけにセンシティブになっているのかもしれない。

また、心のどこかで自分がお金持ちの家で生まれ育っていたらどうなっていたのだろうか…なんて考えてしまったからかもしれない。

・学生時代に留学に行けてたら、もっと多くのものに触れられたのではないか。
・高校も大学もレベルの低い学校を選ぶことになったがもっと高い教育を受けれたのではないか。
・大学時代、生活費を稼ぐのに必死だったがもっと勉強に時間を割けたのではないか。
・学生時代に、もっとモラトリアムを満喫できたのではないか。
・結婚のとき僕はお金が全くなくて迷惑をかけたが実家が金持ちならば…。
・実家が土地を持っていればそこでハンバーガー屋出来るのになあ…。

なんてことを考えていた。

確かに親の収入と教育レベルは大きく関係し、将来的にはそれが収入の差にもなるという事実は社会問題として取り上げられることも多い。

それは実感もするし、社会として教育格差を少なくすることは向き合うべき課題だろう。

でも、それを実感できた人間だからこそ本気で向き合える問題であり、その差を個人の努力で埋めることは均一的な教育を抜け出す機会にもなったように感じる。

もしも、学生時代に経済的、もしくは時間的に余裕があったとしても勉強に励むなんてことはなく女の子のケツばかり追い回していただろう。そこは非常に自信がある…。

自分が今持っていないものは、自分が必要な努力をしてこなかっただけだ。

結婚やら土地なんて、実家どうこう以前の自業自得だ。

結婚するなら計画的にお金を貯めておけばいいことだ。

金がどうこう言うなら起業なんてしなければいいだけだ。

出資が必要なら出資させるだけの計画を持てばいい。

ああ、なんだ。実家が金持ちじゃなくても全然いいじゃないか。

僕のこれまでのもがいてきた日々がどれだけ美しかったかを覚えている。

日曜日の朝、居た堪れない気持ちをブログに吐き出して良かった。

強がりではないんだ。ただの甘えだったんだ。少し寝すぎたせいでどうかしていただけだ。

与えられたもので満足なんてできるわけないじゃないか。

人生は、もがきまわって必死になって掴み取るから面白い…と既に思えてしまっている。

誰と比べても仕方がないもので、瞬間ごとの自分の在り方の積み重ねで全ては大きく変わっていく。

しかし、僕はあえて叫ぼう。

.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
実家が金持ちの奴、マジで羨ましい!!!!!

この格差社会、マジでふざけんな!!!!!!

うん、こんなことを高いところで叫んでこそ意味があるのだと思う。

The following two tabs change content below.
KKK

KKK

代表中二病社会学会
WEB制作・マーケティングの仕事と並行し、東京都大田区蒲田で「KAKUMEI Burger&Cafe」という中二病感全開の店名のグルメバーガー屋をやってます。