中学生が中二病になれなくなった時代

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中二病社会学会とは

WEB文化の浸透により、子供でも大人の世界を簡単に覗けてしまう社会になった現代の日本。

中二病といえば、「中学生のするイタイ行動・後の黒歴史」として定着していますが、現実の世界での不満・不安から開放するためのもう一つの世界、もう一人の自分という精神安定装置のような役割も果たしています。

中学生が中二病と呼ばれるような行動や思想を持つことは自然なはずなのに、ネットを通じて子供たちが「中二病」という言葉の存在を知ることで、恥ずかしい行為と意識してしまい中二病になれなくなってしまっているという現象が起こり始めています。(ネットでは高二病と呼ばれていたりもします)

中学生が、中二病を過剰に意識してしまっていては、精神安定剤を失うと同時に、想像力を伸ばす機会も失うということになります。

大人たちがネット上で気軽に黒歴史として語る「中二病」という言葉の中には恥じらいと共に、過去の自分への愛情というものも含まれていることがあると思うのですが、現在進行形で中学二年生を過ごしてる子供たちには、大人たちの言葉の裏側までを理解するのは難しいことだと思います。

ならば、中学生に向けて「中二病期の素晴らしさ(恥じらいを含みながらも)を素直に発信するコンテンツがネット上に一つくらい存在していなければいけないのではないか!?」

という思いから、現役中二病患者の大人が運営しています。

まあ、実際は気まぐれで長文を投稿する普通のブログです。