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サイト運営開始から4年間のアクセス数(PV数)推移

サイト運営開始から4年間のアクセス数(PV数)推移

サイト運営開始から4年間のアクセス数(PV数)推移

boundtoboundというサイトを4か月前(2018年9月6日)にHTTP化をしたのですが…アクセスが激減し続けて遂には半分以下に…。

その他にも色々あったのですが、40000PVほどだったPVが今月(2018年12月)は17000PVくらいまで落ちています。

SEO系のサイトやTwitterなどで情報は見かけていたので、一時的にアクセスが落ちることも覚悟していたのですが、これどこまで下がるねん…というペースで下がり続けています。

うーん、とは言え本当にHTTPS化のせいだけなのかなあという気もするので、まずはこれまでの経緯を残しながらこれまでのPV遷移をチェックしながら問題点を突き止め、この年末で改善に繋がりそうな対応をして記録を残していきたいと考えています。

サイト開設の経緯について

サイト開設の経緯について

まず初めに簡単にサイト開設の経緯について。

スタートは2015年1月にブログとして立ち上げました。

ちょうど4年前のこの時期に年末年始の休暇を使ってワードプレスで作ったサイトです。

明確な目的があったということではなく、WEB業界を1年間経験したので勉強のためにもサイト作りたいなくらいのものでした。

この時期からオーストラリアで生活が始まったこともあり、オーストラリアでの生活やその前にワーホリで一年間滞在していたカナダ情報なんかも発信できればいいなという思いで作ったサイトでしたが、まあブログ書くのって大変ですからね…僕の性格では続かないです。

何より、ずっと海外で生活するわけでもないのに帰国後はどうすんねん!という問題と、このブログもあるし住み分けが…ということで。

そんなときに思いついたのが「あ、じゃあ他の人らの情報も発信すればいいじゃん!」というものでした。

詳しくは以前書いたので省略しますが、留学会社の宣伝ばかりでリアルな情報がなかなか届いていないなあと思っていたのと、せっかく多くの海外在住の日本人がブログで現地の生活を発信しているのに目立っていないし、帰国してしまったら記事自体消えてしまったりということも見てきたので、自分なりの社会貢献的な目的で始まりました。

なので、今回PVを中心に数字を追っていきますが、本来の目的ではありません。

また、実験的にアドセンス広告を導入していますがサイトを通して収入を得ることも目的ではありませんでした。

サイト1年目(2015年)は毎月検索からの流入が伸び続ける

サイト1年目(2015年)は毎月検索からの流入が伸び続ける

1年目には227記事を公開し、1か月目の40PVから徐々に成長していき約30000PVまで順調に成長していきました。

上記のアナリティクスのスクショからも分かる通り、記事の増加に比例して検索からの流入は増え続けます。

ライターは主にFBページで海外系のグループで理念を伝えて協力を募っていたので、検索以外の流入はFBがほとんどです。

さて、サイト開設からの1年目に関しては細かく記載していきます。

サイト開設1か月目はPVは40PV

サイト公開前から記事自体は書き終わっていたのですが、自分のカナダでの経験を8000文字くらい使ってガッツリ書いたら完全燃焼してしまい、その後は記事を書く気になれませんでした。最初の投稿は下記記事で自分のカナダワーホリでの経験を纏めました。

ワーホリでお金や英語力よりも大事にしたこと

その他、オーストラリア到着後にライト目な記事を2つほどを書き、カナダ時代の友達4人にも書いてもらいましたが、1か月目は計7記事を公開で終わりました。

サイト開設2か月目はPVは1250PV

2か月目にはサイトを始めたことをSNSで発信して少しづつ見てもらえるようになりました。

1250PVのうち1050PVはSNSからの流入です。ほとんどはFacebook経由で友人が見に来てくれていたという感じ。

記事を書いてみたいという友人も集まり、2か月目は6記事を公開しました。

検索からの流入は200PV程度なんでまだまだ無名のサイトです。

サイト開設3か月目はPVは3200PV

Facebookの海外系グループでライター募集を募ってみました。

SNSからの流入が2600PV(ほとんどがTOPとライター募集ページ)で、検索からの流入は600PV程度なんでSNSでのライター募集活動による流入がほとんどでした。SNS経由からライターをしてくれる方も集まり、3か月目は7記事を公開しました。

今思えば、あかの他人が運営し始めたばかりのサイトで記事を書こうと思ってくれる人が集まったのはすごいことのように思いますが、この時期から記事を寄稿してくれるライターの方が自然と集まり始めます。

同時にライター募集をきっかけにオーストラリア在住の日本人と連絡を取り合う中で協力したいと言ってくれて、合計3人で運営する体制になりました。

サイト開設4か月目はPVは10800PV

イギリスへの不満ばかりだった私」という記事がバズリました。と言っても2500PV程度ですが、サイトを始めてから初のSNSで拡散された記事となりました。

4か月目になってもSocialからの流入が8割と高く、検索からの流入は1080PVのみでした。

検索からの流入はまだまだですが、記事を公開することで微増ながらも確実に伸びる時期ですね。

前月で募集したライターの方々からの記事が届き始め、4か月目は16記事を公開しました。

サイト開設5か月目はPVは16300PV

検索からの流入は3600PVで、変わらずSocialからの流入が8割のサイトのままです。

しかし、前月に上げた記事が評価され始め、この時期から検索から100セッション以上の流入を稼いでくれる記事が少しづつ増えていきます。下記のような情報系の記事が求められていることが明確になった時期ともいえます。検索する人の意図がイメージしやすく「求められる記事」なんだろうなあと実感しました。

オーストラリアワーホリの稼げるファームの探し方

シドニーとメルボルンでのワーホリを比較

しかし、サイトの方針としては「情報系」に拘りたくないと思っていました。PVを重視する他のサイト同様に情報系の記事も大事ですが、それは他のサイトで十分に発信されているもので、我々としてはユーザーがリアルな海外生活に触れるためには、もっと日記的な記事が広まるべきだと考えていたからです。

この考えは今でも重要だと思っていますが、PVを伸ばすという観点からすると価値はあっても「検索はされない記事」を上げることはモチベーション的には厳しいものがありました。やっぱり自分のサイトを運営するためには数字を追うことも重要だなと思います。

そんな葛藤を抱きながらも、これまでのライター募集の成果もピークに達して、記事が毎日何記事も届くようになり、5か月目は31記事を公開しました。改めて集計してみて驚きましたが、凄く頑張った一か月だったと思います。

特にライターの方とのやり取りに多くの時間を費やしたのを覚えています。

連絡は取りあうけど途中で音信不通になる方や、いつまでに書きますと約束してくれても予定通りにはいかず…。

この時にメール内容や、管理方法を改善など試行錯誤したことは、サイトの運用とは別に帰国後の仕事に大きく役立ちました。

この時期に、今後人気記事に成長していく記事も多く公開しています。

サイト開設6か月目はPVは17700PV

検索からの流入は5000PVと着実に成長しています。

6か月目は24記事を公開しました。前月に「オーストラリアワーホリの稼げるファームの探し方」を投稿してくれた世界一周中のブロガーSHOKIさんとメールのやり取りの中で仲良くなり、2週間ほど一緒に東南アジアを旅していました。

そのSHOKIさんに旅の途中でアドバイスをさせていただきながら執筆いただいた下記の記事が月間2300PVを達成するなど、他のブロガーの人と協力してサイトを成長させることが出来ました。

ローカル旅を満足させるコツ

一人だったら「旅という名の観光」になっていただろうなあと思うと、世界一周中の旅人と行動を共にしたからこそ、バイクを借りて観光客の訪れない田舎町にいったり、世界一周中の人たちだからこそ知っている格安宿に泊まったりと、得られたことはとても多かったです。

もともと、サイトを通して報酬を求めていたわけでもなく、海外にいる間もWEBの経験を積みたいくらいのモチベーションでしたが、サイト運営を通してリアルな接点が出来て人生の財産になる瞬間でした。

サイト開設7か月目はPVは12000PV

オーストラリア・東南アジア旅からの帰宅などバタバタしていたためSNSでの活動を控えていたこともあり、サイト運営後初めてのアクセス減少。7か月目は2記事のみの公開(7月1日、2日)と、ほとんど何もせずに過ごした1か月でした。

しかし、検索からの流入は6200PVと、前月の5000PVから1200PVほど伸びていて、この時期からSocialからの流入よりも。

SNSでの活動もしていなかったですが、月間300-500PVくらいの記事が何十記事にもなってきてサイトは成長してくれていたようです。

下記は最初に投稿した記事の検索からの流入に絞ったアクセスの遷移です。

最初に投稿した記事の検索からの流入に絞ったアクセスの遷移

公開から徐々に伸び続けていましたが、6か月目、7か月目で大きく伸び始めています。

記事のリライトなどはしていないので、サイト全体の評価の上昇と共に、記事自体も少しづつ評価され始めたということでしょう。

サイト開設8か月目はPVは17000PV

一か月間の放置を終えて、運営再開となりました。溜まっていた記事の作業を進め、7か月目は27記事を公開しました。

帰国後に、僕の活動に興味を持ってくれていた友人が7人が運営に加わってくれました。収益のないサイトなのでもちろん、無料です。2週間に1回ほど集まって作業をするというペースでした。

すぐに1人が脱退してしまい実質6人が参加となりましたが、自分が公開前に全記事の確認をして、他のメンバーには記事の公開作業、ライター募集、SNS運用を担当してもらい活動を再開しました。

WEB業界の人達ということではなく、本当にただの友達や知り合いでWEBに関しては知識も経験もないメンバーでした。

ただ、ここでWEBに関する基本的なことを教えることや、メンバーを管理することはその後の仕事で大いに役立ちました。

数字に関してはSNSからの流入が伸びずに6か月目のPVにも追いつけなかったですが、検索からの流入は前月の6200PVから3200PVほど伸びて9500PVとまだまだ成長中です。

そして、8か月目にして120記事を達成!

数字を追いながら運営していたわけではなかったですが、100記事を超えたときは不思議な達成感を覚えました。

同時に報酬もないのにこんなにたくさんの人が僕の思い付きの理念に協力してくれたことが嬉しかったです。

当時は100記事を公開すると一気に評価が上がるという噂も多かったですが、残念ながらあまり大きな変化は感じれませんでした。

サイト開設9か月目はPVは17200PV

9か月目は29記事を公開しましたが、先月同様休止前のPV数を超えれませんでした。

検索からの流入も10200PVと、8月、9月の2か月間で46記事も公開したにもかかわらず前月から700PVしか伸びていません。

サイト開設10か月目はPVは22500PV

3か月ぶりに6月のPVを超えることが出来、初めての20000PVを超えました。

SNS担当が活動してくれたこともあり、SNSからの流入が増えたことが数字が復活した一番の要因です。

検索からの流入は11500PVに伸びていますが期待していたよりゆっくりと…いったところですが、メンバーの協力もあり、10か月目は29記事を公開出来ました。

サイト開設11か月目はPVは25200PV

11か月目は26記事を公開するも検索からの流入は13500PVと、この月ものんびりとした成長…。

サイト開設12か月目はPVは29400PV

12か月目は21記事を公開しましたが、検索からの流入は先月から500PV増えて13600PVと成長ペースが小さいですが、毎年12月はアクセスが落ち込むのでサイト自体は成長していたのではないかと思います。

プライベートで運用するサイトとしては1年で3万PV程度まで成長すれば十分かなと思います。

微増が続いていましたが、検索からの流入数は伸びていますし、記事の公開数は200を超え、新編成では毎月20記事以上公開できる編成、各メンバーの成長という財産も考えれば悪くない1年目だったと思っていました。

このペースで2年で6万PV3年で10万PVと成長していけば…と考えていた時期でした。

しかし、実際はこの期間にいくつかの問題があったことに気付くことになります。

4年経った今、1年目を振り返って

4年経った今、1年目を振り返って

上記のように当時はそれなりに満足していました。

しかし、4年経った今の状況で1年目を振り返ってみると・・・

「サイト運営としてはあまり良いものではなかった」
「個人の成長としては大きくプラスになった」

という1年だったと感じます。

ただのブログ感覚で始めたものに100人以上の面識のない方々が協力してくれ、記事数は200を超えました。

実際に多くの方々から為になったと感謝の言葉をいただくこともあり、本来の目的は達成できたと思います。

しかし、量をこなすこと(記事を安定してあげること)に意識が向き過ぎて、この時期の記事の質はあまり高くなかったなあと。

この頃に公開した記事を見返してみると全体的に「何の記事なのか」が明確でなく、そこが影響しているのか検索順位もあまりよくないこと気付きました。

周りに手伝ってもらうのならばしっかりとマニュアル化していくこと、公開するレベルかどうかを見極める基準を作ることなど、もっとできることはあったかと思います。

また、モチベーションの管理や作業進捗の管理方法など、ここでの経験が活きて、仕事ではマネージャーの仕事も順調にこなし事業部の責任者へと昇格出来たという面もあり、プライベートでの活動を仕事にフィードバック出来ていると感じることが多く、本当に価値あるサイト運用の1年目でした。

サイト2年目(2016年)前半で4万PVを達成するも…

サイト2年目(2016年)前半で4万PVを達成するも…

サイト開設13か月目は22記事を公開し、サイト1年目では達成できなかった3万PVを初めて達成しました。

検索からの流入は前月の13600PVから18000PVに久しぶりに実感できるレベルで伸びました。

その後も14か月目に20記事15か月目に20記事と順調に公開を進め16か月目(2016年4月)には13記事を公開と順調に運営を進めて4万PVを達成します。

初の4万PVを達成するも、検索からの流入は210000PVとサイト運営開始から初めて前月比でのorganic流入が落ちてしまいました。

理由として考えられるのはこれまでの1年間は毎月20~30記事を上げていたのに(1か月の休止はありましたが)この月は13記事のみの公開となりました。やはり更新度が下がると検索順位も多少下がってしまうのかもしれません。

ただ、次の月からは更新頻度は更に落ちて、月に3~10記事程度と大きくペースダウンしますが検索からの流入は半年間伸び続けました。

運営メンバー解散で更新ボリュームは激減

さて、更新頻度が下がる理由ですが、10か月間サイト運営を手伝ってくれていたメンバーたちですが、人間関係の問題や、4月に転職やプライベートの変化などもあり、僕もそれまで派遣で働いていた会社で正社員になり、更に事業の責任者となり余裕がなくなってきたため解散となりました。

無償で毎月ある程度の時間を割くことはとても難しいことだったと思います。WEB業界で働いているわけでもなければ、海外生活に馴染みのあるわけでもない友人たちが助けてくれたことはとても感謝しています。

問題は、明確に「解散!」となったわけではなく、僕も含めてみんなが自然と「もう終わりかな」という気持ちになっていたことでした。

同時に自分や組織というものを見直す、とても大切なきっかけにもなりました。

まだまだ大した規模のサイトではありませんでしたが、記事数は300を超え、ワーホリ・留学関係にフォーカスを当てたメディア系のサイトとしては有名になり始めていたようで、留学系の企業から広告などいろいろなお話をいただくようになっていました。

正直、今後「このサイトをこれからどうして行こうか」と迷ったことを覚えています。

海外から帰国して1年近く経っていたのでリアリティのある海外生活を発信したいという、当初のモチベーションは薄れていくばかりで、かといってこの規模で収益化に目的を変更したところでアドセンスなどの広告では大した額にはならない。

お話をいただいていた直契約をするとなると、時間的な拘束が大きい。

当時、ECサイトの構築をメインとした仕事をしていたこともあり、メディア系のサイトで得られる経験が直接仕事に還元できる機会は多いとは言えず、同時に日々の仕事で得る経験はこのサイトで活かせるものが少ない…。

これまで多くの方々に協力していただき順調に成長しているサイトを閉鎖することはできないし、自分がこれまで費やした時間もなんだかんだ馬鹿に出来ません。

そんなこんなで、どうするか曖昧なまま一人での運営が始まります。

一人体制でも半年間はPVは横ばいながら検索からの流入は伸び続ける

一人体制での運営になり、初めの3か月は月に平均10記事ペースで更新するなど月に10時間程度は時間を掛けることが出来ていました。

しかし、その後は務めていた会社の事業譲渡、新しい会社での仕事、離婚、引っ越しなどもあり、月に1記事も公開しないこともあれば、公開しても月に3記事くらいのペースまで下がり、ログインすらしない月が出てきます。

それでも、半年間は検索からの流入が微増し続けていたこともあり、2016年4月の40000PV(検索からの流入210000PV)から、一人での運営から半年経った2016年10月は40000PV(検索からの流入32000PV)と各記事の評価は上がっていたようです。

また、更新頻度は下がっても自分で記事の公開作業をするようになり、この時期に上げている記事はどれもそれなりにアクセスの集められるものでした。

たらればですが、これまでのペースで運営を続けていればどこまでサイトの規模を大きくすることが出来たのか…と思ったりもします。

サイト開始から3年目(2017年)は…レンタルサーバー更新忘れでアクセス激減

サイト開始から3年目(2017年)は…レンタルサーバー更新忘れでアクセス激減

3年目もサイトは横ばいの状態が続きます。決して無関心ということではなく定期的にチェックはしていたし、月に平均2.5記事くらいは記事を公開していました。隔週で休みの日に2‐3時間ほど作業するくらいのペースでしょうか。

このサイトの場合、各国で生活している日本人ライターが記事を投稿してくれるという特性から急にやる気を出しても、記事を集めなければならず…自分で記事を書けばいい!とはいかないのが難しいところでした。

勿論、自分の腕試し様な感覚でいくつかの記事を書くこともありました。ちょうど2年前(2016年)の年末に書き上げ年の明けるタイミングで公開した記事です。この記事は今でもこのサイトで1番読まれている記事で、自分が一番発信したかったことだったなと気付かされました。

英語が話せないのにワーキングホリデー(ワーホリ)にいくと・・・。

そして、その一年前の2015年の年末年始に書き上げた記事がサイト内でアクセス第2位の記事です。

どっちがいいの?カナダとオーストラリアを徹底比較!

今回こんなブログを書いていることからも分かるように、僕は年末年始に気合を入れた記事を書きたくなる性質のようです…笑

ただ、サイト公開から2年9か月経った頃(2017年9月)に大きな問題が起こります。

レンタルサーバーとの契約更新を忘れていたため、3週間もの期間サイトが閲覧不可能状態に。

気付いてすぐに支払いを済まし、クローラーにも読み込んでもらえているのにアクセスは回復しません。

でも数日間、1週間、1ヶ月だったら、検索結果からなくすだろう。
少なくとも再びアクセスできるようになって中身を取得できるようになるまではね。

サーバーがダウンしてアクセス不可になったら順位は下がるのか

検索からの流入は2017年1月の34200PVがピークでしたが、レンタルサーバーとの契約更新事件直前の2017年8月も33600PVと、ほとんど運用していなくても大きな下落はなかったのですが、サーバー復活翌月2017年11月には26400PVと大きく下がります。

うーん、なぜだろう。サイト全体の再評価が行われ、全体的に少しづつ順位が落ちたという感じかな…と思っていたのですが、サーチコンソールで調べてみたら平均掲載順位平均CTRも下がっていません。なのに合計クリック数表示回数は大きく下がっています。(平均CTRもページ/セッションも微増しているくらいです)

表示回数と検索順位

そもそも検索ボリュームが下がったのか…とも考えましたが、ターゲットの近い留学会社のSEOを管理していますがそんなことはなさそうだよなあと。Googleトレンドで調べてみましたがやはりそんなこともなさそう・・・。

ということは…アクセスの多かった人気記事の順位が下がったのかな…ということで、人気記事を調べてみましたがむしろ上がっているんですよね。

アクセス1位の記事

アクセス1位の記事の表示回数と検索順位

アクセス2位の記事

アクセス2位の記事の表示回数と検索順位

うーん、どういうことだ…。

ここら辺がキーワードごとに順位をチェックしていないと辛いところですね。
(サイト開設当初はGRCやSerposcopeで管理していましたがPCを変えてからは全く見ていません…)

アクセス1位の記事など上位記事を確認する限りは主力キーワードで、ちゃんと1位をキープしておりました・・・。

アクセス1位の記事の主力キーワードを見てもちゃんと1位をキープしておりました・・・。

そういえばキュレーションメディアが狙い撃ちにされるアルゴリズムの変更があったなあと思い出し調べてみましたが、2017年2月ということで時期的にもずれているし…関連付けにくいかなと思います。

しかし、報酬はお渡ししていませんし、監修のもと公開しておりますが、様々なライターの方々に書いてもらった記事を公開している以上は、何を目的としたどういったサイトかという意思表示のようなものはしっかりとしておいた方がいいかなと思いました。

キュレーションメディア“狙い撃ち” Google検索、アルゴリズム変更の狙い

エース記事以外の流入ボリュームがそこそこ大きいページの調査なども必要かと思います。

ここは大きな問題かと思いますので、時間を掛けて調査したいと思います。(分かり次第追記します!)

サイト開始から4年目(2018年)は…https化で心機一転アクセス回復を期待するも下がり続けるのみ

サイト開始から4年目(2018年)は…https化で心機一転アクセス回復を期待するも下がり続けるのみ

2017年9月-10月にレンタルサーバー更新忘れでアクセス激減をしたものの徐々に回復するだろうと静観していましたが、年を明けてもなかなか回復せず、1年経過しても復活する兆しはないままでした。

HTTPSも対応しなければな…と思いつつ随分時間が経っていたこともあり、2018年9月に対応しました。

HTTPS対応で何か変わるかなと淡い期待もしていましたが、結果は特に何も変わりませんでした。レンタルサーバー更新し忘れ事件前には戻りませんし、かと言ってHTTPS化対応によって下がるということもありませんでした。(まあ、当然と言えば当然ですね)

そんなタイミングで、久しぶりにサイトに手を加えたということもあり、2018年10月にアドセンス広告を導入しました。

もともと4年間も広告を出していないくらいなので、金銭を求めていたサイトではありません。

ただ、これまでWEB業界で働きながら広告運用の業務をしたことがなかったのと、今年5月に独立したが今の実績では今後も広告関係の仕事は受けれなそうなこと、ということもあり仕事の幅を増やせるようになればいいなと思って試してみましたが・・・広告設置から驚くほどアクセスが落ちることになりました。

レンタルサーバー更新し忘れ事件でアクセスが下がるも30000PVを1年近く前後しておりましたが、アドセンスの導入後は更に10月に22000PV、11月は19000PV、12月は16000PVとガクッと下がっています。

サイト開設4年間でのPV遷移のまとめ

これまで長々書いてきましたが、ざっくりまとめると・・・

・サイト開設1年で地道に頑張り3万PVまで成長し
・サイト開設1年半までは安定して記事を公開し4万PVに成長し
・そこからは更新頻度が大きく落ちるも2年半経過時点で4万PVを維持
・サイト開設から3年目を迎える頃にレンタルサーバー更新し忘れ事件で3万PVに下がる
・その後、広告設置で10月から22000PV、11月は19000PV、12月は16000PVと大きく落ち続けている状況です…。

「HTTPS化でアクセスが落ちた」という情報を事前に認識していたため、アクセス低下の原因をHTTPS化と考えていましたが、実際はアドセンス広告の設置が大きな問題かもしれないということが分かりました。(すぐ分かっただろ!という話ですが…)

まあ、まずはアドセンス広告の見直しがマストだということみたいです。

サイト運営の中で得たもの

プライベートの時間で、コーディングや、SEO分野の勉強、SNSマーケティング、ライターの方々との連絡のやり取り(進捗管理)、運営メンバーのマネジメントなど仕事に大きく役立っていますがそれだけでなく、記事の監修を通して得る知識や興味は人生にも影響を与えてくれたと思います。

得たものを金額で捉えてみても、サイト運営による直接的な利益は0円ですが、このサイトを運営することによって得られた経験が仕事での年収にどれだけ影響を与えたかと考えると4年で1000万円分は軽く超えていると思います。(経験の価値を数字で表現するのは難しいですが)

オーストラリアで一緒に運営に関わってくれた2人は今でも大事な友人ですし、帰国後に手伝ってくれた6人とは思い出が増え、特別な関係になりました。一緒に東南アジアを旅したSHOKIさんは今でも日本に一時帰国する度にうちに泊まりに来ます。ほかにもサイトを通して繋がった人脈は多く、今でも財産です。

なにより、葛藤の中、リアルな海外生活を発信する必要があるという想いを形にして、時間を費やせたことに大きな意味があったのかなと思ってたりします。

今後のアクセスを増やすための対応策について

今後のアクセスを増やすための対応策について

まず、はっきり宣言しておかなくてはいけないことが…僕は今後もboundtoboundの運営は続けていく所存です。

1年目のようにハイペースで更新を続けていくことは出来ませんが、多くの方の思いを託していただいた責任と感謝の思いがあるので、運営を続けていくことは苦ではありません。

ただ、今の状況で記事の更新頻度を増やすことはリソース的にもモチベーション的にも難しいと感じていますが、サイト改善の作業・勉強は本業にもダイレクトに繋がるので挑戦してみたいと思っています。

まずは、表示スピードソースの見直しバックリンクにスパムがないか確認など、これまで放置してきた基本的なところの確認が必要かと思います。そのほかに下記のような対応を考えています。

①SERPOSCOPEに主要キーワードを設定→今回GAやサチコを見直してみてみても明確に原因が分からないこともありましたし、いくら数字を追っていないサイトとはいえキーワードごとの変化を追うことは重要だと痛いほど実感しました。

②広告の見直し→いまだによくわかっていませんがgoogleにお任せみたいな感じで広告を出しているのですが減らした方がいいのかもしれません。まずは消してみてアクセスにどんな影響があるか確かめてみようと思います。

③サイトの説明の見直し更新→前述のようにどういったサイトかという説明の重要性は今後も増していくように感じます。

④各自のリライトや、質の低い記事の削除やnoindex対応の実施→メンバーを集めて高頻度で公開していた時の記事の評価が低いことが判明したので、各記事を見直してリライトやnoindexなどの対応をしていきたいと思います。

⑤スマホファーストを意識したUI設計→これはちょっと時間がかかる作業ですね。自分のブログのつもりでスタートしているということもあり今のサイトに適したUIでないと感じる箇所は多数あります。特にSPでの閲覧が8割を超えてきた状況なので対策は必須だと思いつつも…。

長くなってしまいましたが、今回はこんなところで終わらせます。

上記の対策については、追ってこのブログで発信していきます!

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KKK

KKK

代表中二病社会学会
WEB制作・マーケティングの仕事と並行し、東京都大田区蒲田で「KAKUMEI Burger&Cafe」という中二病感全開の店名のグルメバーガー屋をやってます。